じっとできない、集中できない子には理由がある?その対応方法とは?!

集中できない、じっとできないといった子どもについてみなさんはどんなイメージを持ちますか?

「やんちゃな子」「落ち着きのない子」「不思議な子」などが挙げられる方が多いのではないかな?と思います。

一人一人見た目や性格が違いますね。それを時には『個性』とも言い表したりします。

それは脳の働き方にも言えることで、一見、みんな同じように見えるであろう(?)脳にも反応や働きなど個々によって違いがあり『個性』があるんですね〜。

脳の『個性』とは一体どういうことなのか?をnanochanの見解の紹介をしたいと思います。

目次

”つい動いてしまう子”や”落ち着きのない子”というのは、同じ場所にいるために無意識に身体が動いてしまう

先ほども人によって脳にも個性があると伝えましたが、一体どういうことなのでしょうか?

ここでは、”つい動いてしまう子”や”落ち着きのない子”を例に挙げてみました。

(これは一つの例であり、授業中に席から離れている子がみんなそうではないということを補足しておきたいと思います。周りにそういう姿の子がいたら、参考にしていただけたらと思います。)

”つい動いてしまう”や”落ち着きがない”というのは脳の覚醒するレベルが低くなり、じっとできずに無意識に動きたくなるのだと言います。「学校での授業」を例に挙げて考えてみましょう。

学校の授業は1校時あたりの時間は45分間です。その間、子どもは授業を受けるために自分の席に座ります。

大人でもやや長く感じる場合もあるのでは?と個人的には思います。

授業中、じっとしていることで脳の覚醒レベルが低くなってしまうと、脳を覚醒させようと刺激を得るためについ、動いてしまうことがあるのだそうです。

もちろん、それは子どもが意識的に「動くぞ」と考えてから行動しているのではなく、脳の覚醒レベルによってからだが動いたり、動かなかったりします。

動いてしまう理由はわかったけれど、でも授業中に席から離れて歩いたり動いたりしていいの?

答えは、、、一般的な答えを言うならば”ダメ”ですよね。

では、授業中に脳の覚醒レベルが低くなったりして刺激が欲しくなると一体、どうなるのでしょう?

考えらえれる行動としては、貧乏ゆすりをしたり、机や椅子をガタガタさせてみたりといったことを”つい動いてしまう子”はやってしまいがちなんですね。

なので、結果として先生に注意されてしまうこともあるんです。。

でも、注意されてしまった子にとっては自分の身体への刺激を与えること(脳の覚醒度を上げる行動)が、授業を受けるため(同じ場所に居続けるため)の手段の可能性もあるのです。

授業を受けたいから動くのに注意されてしまうなんて、悲しくなっちゃいますね。

では、脳の覚醒レベルが低くなった時,”つい動いてしまう子”や”落ち着きのない子”はどうしていったらいいのでしょうか?

提案:授業の間にある休み時間に少し体を動かして、身体に刺激を入れる

脳の覚醒レベルが低くなった時,”つい動いてしまう子”や”落ち着きのない子”はどうしていったらいいのかについてnanochanが提案するのは、

  • その場でジャンプを10回やる。
  • その場で全力でもも上げを10回やる。

です。”その場”でというのがポイントで、場所も取らないし、もちろん廊下は歩く所なので”走る”は除きました。

その場でジャンプやもも上げをするなんて、余計に不思議な子、落ち着きのない子と思われないかしら?なんて意見も聞こえてきそうですが、そんなことは全然気にしなくても良いと思ってます。

だって、授業の間にある休み時間ですよ?何をやってもいいわけじゃないけれど、”授業を受けるため”の方法なんですから、やって損はないと思います!(あくまでもnanochanの考えです。)

生活をする上での工夫って、誰でもやっていることです。

授業の間の休み時間のジャンプやもも上げも数ある中の一つの”工夫”ですよね。

もし、周囲の目が気になるならば、あえて「こうすると、授業の時に落ち着くんだ」など自分から説明するのも一つの手かな、とも思います。

もちろん説明したからといって全員が理解を示してくれる訳ではないと思います。

けれど、相手には言わないと伝わらないこともありますよね?コミュニケーションを取ることで、自分を知ってもらうきっかけにもつながるかもしれませんね。

すると、「あー、そういう風に”工夫’しているんだねー」と、周囲の人がとらえてくれるかもしれません。

そうすると、その行動も理解してもらえるだろうし、お互いを認め合うことにもつながるのかなと思います。そうすればもっともっと学校生活がもっと楽しくなりそうですよね。

”じっとできない子”、”落ち着きのない子”の理由(わけ)を知り、一つの視点からではなく別の視点からも”その子”を見ると見えてくるものがある

こちらの記事では、”じっとできない子”、”落ち着きのない子”についての理由(わけ)がある”ということをお伝えしました。

それは、人はそれぞれ見た目や性格など違いがあるのと同じで、”脳の覚醒レベルによって行動が変わってくることもある”ということでした。

今回は、”じっとできない子”、”落ち着きのない子”についての理由(わけ)を挙げて考えてみました。

こういった子どもの行動に困り感のある方がこちらの記事を読むことで”その子に合った手立て”を模索するのにお役立ていただけると幸いです。

”じっとできない子”、”落ち着きのない子”というのは、ある意味でレッテルを貼られがちな面があるのかな?とも思います。

レッテルを貼られてしまうことで、”じっとできない”だけが先行したイメージになってしまうのは本当に残念なことです。

例えば、じっとするのは難しいけれど、困っている人がいるとすぐに手伝ってくれることもあるよね、といった別の視点からもその子のことを見ていけたらいいなーと思います。

このような視点を持てることで、もし、その子がその場でジャンプをしている場面があったとき、”じっとできる”ようにしている行動なのだな、と気づくきっかけになるかもしれません。

あと、その子なりに努力をしているんだなという視点でも見ることができますよね。

これまでの持っていたイメージも変わってくるのではないかと思います。

脳にも個性があるということを知れば、きっと、別の視点でその子を見るという意識を持ってくれる人が増えてくれるのかなー?というか増えてほしいと願うばかりです。

それでは、see ya!

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