こちらでは、nanochanの簡単な保育士としてのプロフィールを書いています。
個人的な考え方を書いている部分もあり、別の考え方の方もいらっしゃるかもしれません。
読み進めていくうちに正反対のことが書かれていたら
「あー、私とは違う考え方なんだな」
といった感じで途中で閉じてもらってokです。
あくまでもnanochanの主観で書いている事をご了承いただき、読み進めていただけたらと思います。
新卒からずっと保育士をしてきました。
2006年に短大を卒業してからこれまで(2022年現在。)保育士として仕事をしてきました。
保育士として仕事をはじめたばかりの頃は、子どもたちと関わるのが楽しかったのを覚えています。
でも、楽しいことばかりではないのが現実であり、書類、研修、勉強会などもやらないといけない場面も出てきました。
他にも、お部屋の装飾を作ったり、行事などの準備に追われていました。当時を思い返して正直に言ってしまうと、
「はあ、こんなことまでやらないといけないのかな。(やりたくない)」
と、心の中では感じていました。
でも、幸いな事にnanochanは、研修や勉強会などは好きな方でした。
なぜなら、わからない事を知ることのできた時の嬉しさや感動を味わうのが好きだからです。
新たな知識をつける事に楽しさを覚えてからは、いろいろな保育関連の本を読みました。
そして、同僚や後輩へ自分で身につけた知識を伝えることも増えていきました。
伝えていくことで同じような考えの同僚と「保育」についてのことを再確認し合えたり、
また、後輩に伝えることで自分の復習にもなり、そのプロセスがとても楽しく感じました。
得た知識や情報を同僚や後輩と共有していくことで、同じ保育観の仲間が増えていきました。
そうすることで実際に保育をする時にも連携が取りやすかったり、フォローしてもらったりしました。
でも、「保育」への情熱の温度差があるのも事実です。
保育所保育指針が改定(平成30年度)されたことや
コロナ禍にもなったことで、
保育の見直しについての風潮が見られるようになってきました。
そこで、これまでの保育の振り返りをし、改善できるところはしようとnanochanもやる気満々だったのですが、、、。
先ほども言いましたが、それぞれで「保育」への情熱の温度差があり、それが大きな壁となりました。
保育はチームワークなので、皆でできるだけ同じ方向を向けるようにできたらいいな、と思っていたのですが。
それはとても難しい課題でした。
半ば、やや諦めモードではありましたが、でもできることはあると微力ながらも個人でできることは実践していこうと思いました。
なのでnanochanがやったことは、
子どもへの声のかけ方や関わり方、理解の仕方など、
これまで勉強してきたことを実践していき、うまくいかないときは振り返りをして改善していきました。
また、数少ない同じ考えを持つ保育士仲間に相談して次の実践につなげていきました。
実践していくうちに気づいたことがあります。
それは、同じような考えを持つ保育士の仲間を増やすことは「すぐに」ということは難しいということです。
最低でも5年は見積もって、徐々に同志を増やしていくことが現実的なのです。
もちろん、別の考え方の保育士さんがいてもそれは良いことだと思います。
10人の保育士がいれば、10通りの保育観もあるからです。
保育士同士で子どもについて語り合える場をたくさん持てるようになることが1番の理想です。
これから先、子どもを取り巻く環境がもっともっとより良くするためにできることは何か?
と仲間作りも諦めずに日々の保育をしているところです。
と、やや保育オタク的な部分を持ちながらも、
知識をつけることに楽しみを見出し、これまで取り組んできた事を書きました。
もう一点、言わせてもらえるならば、保育士の業務負担についても考えていきたい内容でもあります。
上記にも書きましたが、制作物などの作成はnanochanは、はっきり言って苦手だし嫌いです。
そういうのに時間をかけるぐらいなら子どもとの時間を確保したほうが絶対に良いとnanochan
は思います。
子どもの安全基地となり、見守ったり一緒に関わる中で成長する姿を見て保護者の方へ伝えていくことが
優先事項なのでは?と思います。
なんなら、飾り物の制作物は外注化してしまっても良いのか?とも思ってしまいます。
まー、その考え方はnanochanの個人的な考えなので、他にもいろいろな考えがあるとは思いますが、、。
「気になる子」が増えているという現実から保育士が出来る事
これまでの発達支援に関しての考え方も現場では変わってきているように感じます。
「気になる子」に対して、障がいの診断名をつけることが先行しがちだったように感じます。
でも、診断名をつけることだけが目的になってはいけないのです。
もちろん、診断名から考えられる支援の方法は割り出しやすいです。
けれど、診断名だけでその子をみてしまうと本来の出来ることを見落としてがちになってしまうのではないでしょうか。
そうではなく、
診断名のある子もない子も気になる子も関係なく「目の前の子」として認識して関わったり観察する事により、
その子に合わせた支援の仕方や関わり方、環境構成の作り方なども見えてくるように思います。
また、それぞれの子どもの得意なこと(強み)にも気付けて、その部分を伸ばしていくこともできますよね。
保育に正しい間違いはない!
nanochanのこれまでの保育士としての考え方や保育方法などは色々変わっています。
その要因としては、
勉強して知識をつけたからということと、これまで関わってきた子ども達に教えてもらったことと、素敵な先輩保育士に出会えたことです。
社会の状況が変わるのと同時に勉強することで、nanochanも知識をつけて実践してきました。
保育に正しい間違いは無いと思うので、一概には言えませんが、
「これだ!」
と思える考え方、方法を信じてこれからも現場で保育していきたいと思います。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
それでは、see ya!